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ちばアクアラインマラソン 〜坂を登るのだ編〜

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2014年10月19日 

ちばアクアラインマラソンの3回目

ここまで順調だったネガティブスプリット大作戦に

少しづつほころびが出てきます。

 

ウォータローディングとかトイレストップとか

比較的空いているトイレを見つけたので立ち寄る。
「ウォータローディング」インターネットで
仕入れた知識で前日から
たくさん水を飲んだけど失敗っぽい。
スタートから今に至るまでトイレが近い。
にわか知識で余計なことをやらない方が良かったかも。
 

このトイレ待ちの間に
ガーミンのオートストップの機能で計測が止まる。
レース中に立ち止まることなど想定していなかった。
これで正確なネットタイムがわからなくなった。
たぶん、3分くらいのロス。
1kmのラップ、現在ペースがわかれば
問題はないさと言い聞かせてコースへ復帰する。

 

ランナーには梅干しを

袖ヶ浦公園の近く
私設のエイドかな。高校生から梅干しをもらう。
酸味と塩味がどうしようもなくうまい。
もしも給食をひとつだけ選びなさいって言われたら
迷わず梅干しチョイスするな。
前述のデリバリーしていた梅干しは袋の中で
すっかりジャムみたいになってた。
グズグズの梅干しを
指ですくって食べたのだけどね…

 

25-30km  29分24秒  5分52秒/km 2時間49分32秒

じつはトイレタイムを差し引いても
5分52秒/kmまで落ちてるという
事実にまだ気づいていない。

 

 

フルマラソンとはここからなのです 

30km地点で『フルマラソンはここから!』と
横断幕(旗だったたかも)をかかげるおじさん。
バックにはロッキーのテーマだ。
トイレに寄ったり、梅干しを食べたりで
すっかり忘れていたけど、そうだった。
いままでは「ただの移動」だ。
こからが勝負だ。
そのためのネガティブスプリット大作戦だ!
「そうだ!ここからですよね!」って
おじさんに聞こえたかどうかわからないけど
手を上げて声を出す。
ロッキーのテーマに後押しされて
グングンとペースアップ
並いるランナーをごぼう抜きなんて…
できるはずもなく相変わらずのペースで走る。
だって、この先には坂道もあるし、この暑さだし
残り12kmはまだまだ長いとか云々
いいわけだけは思いつく。
自重してペースを抑えていたはずなのに
気づけばこれ以上のペースアップは厳しいと思われ
クレバーな走りとは全く無縁な状況にいる自分。
なんのワナだ、これ。

完璧、必勝間違いなしの大作戦が
音を立てて崩れていった瞬間だ。ガラガラ。

 

隊長、作戦失敗であります 

ペースもモチベーションも上がらない。
すっかり弱気な走りで田んぼ道を行く。
練習で試走したとき
この区間はさみしいというか
先もまだ長いしツラいなと感じていた。
でもね、今日は睡眠不足ではないし
給水だってばっちりなのである。
これ以上ペースを落とすわけにはいかない。

それになにより沿道の応援。
思わぬところに職場の人たちが待っていたり
沿道に懐かしい同級生の顔を見つけたりと
そのたびにヘッチャラなフリをする。
元気に手を振り、見栄を張ってしまう。
嬉しいし、楽しいけど走りの限界は近い。

 

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高速の側道へ続く坂、ゲームで例えると中ボスくらいか

 

終盤の坂道が始まった。
中ボスの攻撃で相当なダメージをうける。
 

いや、実は20km過ぎた頃から
うすうすわかっていたんだ。
30kmからのペースアップは
難しいだろうって
でも敢えて目を逸らしてきたのだ。
だって大作戦を立案するにあたり
妥協に妥協を重ねた設定ペースよりも
さらに20秒くらい抑えて走っいたのだ。
失速なんてありえないと言い聞かせていた。

でも残念ながら直感(体の声?)の方が
正しいってことがままあるのが現実だ。
ましてや自分の体のことだ、作戦よりも感覚だ。
体の声に耳を傾けずに状況が
瀬戸際まで悪化しないと対策を講じないなんて
そのときには、もう手遅れなんだよねー。

 

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大ボスが現れた

 

そしてとうとう
ほたる野の坂道と対峙することになる。
やっぱり長い、だらっとした坂道が続く。
見通しがいいだけに、よけいに憎らしい。
秋だっていうのにわりと活発な太陽が眩しい。
なんとか小走りで坂を登っていく。

 

大激闘のさなか(心の中ではね)
コース歩道で応援するおばあちゃんと目が合う。
「ちっとも前に進まないよ」とついついボヤくと
うちわでいっぱい扇いでもらった。
その間も大ボスの攻撃は止まらない。
容赦なく僕の足のHPを奪っていく。

ようやく給水所まで来た。
時計を確認するけど、うまく計算ができない。
14時までに市役所には帰れそうにないし
トイレでの時間ロスを考えると
ネットでの4時間切りも難しいということは
何となくわかる。 負けた。

この完走を前にしての敗北感…
 

いつものパターンと一緒だ。
今回は公演予定がなかったはずの
ツライツライ劇場の幕があがってしまう。
いや、とっくにに幕はあがっていたのだ。
浮かれた自分がそのことに気づけなかっただけだ。
こうなったら仕方がない
ツライツライ劇場を大いに楽しもうじゃないか。

 

冷たいフルーツはいかがですか

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大ボスを倒した勇者たち

 

なんとか大ボスをやっつけると(やっつけたのか?)
美味しそうなご褒美が待っていた。
冷たいミニトマトに冷凍ブルーベリー
この冷えているってことがポイント高いです。
そしてもちろん美味しい。
「とっても美味しいね」
「ありがとうーあと少し頑張って」
会話をすると少しだけ元気になる。
 

応援って応援をしている人が思っているよりも
きっともっとずっと励みになります。
コース上の途切れない応援と子供たちとの
ハイタッチにどれだけ助けられたか。
いっぱい元気をもらいました。

 

30-35km  30分07秒  6分01秒/km 3時間19分39秒

 

 

あと7km

 


 

 

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